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ホットペッパービューティーの掲載プラン|料金差の中身と選び方・変更の手順

プランを上げて効果が出るのは「表示回数が足りていない場合」だけ。料金差の中身、上げ下げの判断基準、変更の締切と支払いの実務を整理しました。

LLIKE編集部 読了 約9分
ホットペッパービューティーの掲載プラン|料金差の中身と選び方・変更の手順

1. 掲載プランで何が変わるのか

ホットペッパービューティー(以下、HPB)の掲載プランは、名称も内容も改定されます。そのため「どのプランが正解か」を一般論で語ることはできません。ただし、料金差を生んでいる要素は時期が変わってもほぼ共通しています。ここを理解しておけば、担当者からプランの提案を受けたときに、自店にとって必要かどうかを自分で判断できます。

料金差を生む要素は、大きく四つです。

掲載順位(どこに表示されるか)

検索結果や一覧ページで、自店がどのあたりに表示されるかです。上位のプランほど、お客様の目に触れる回数が増えます。料金差の最大の要因がここです。

ただし注意が必要です。順位が上がれば表示回数は増えますが、それが予約につながるかは別の話になります。この点は後述します。

掲載できる情報量

写真の掲載枚数、スタイル写真の点数、クーポンの掲載本数、ブログ機能の有無などです。上位プランほど掲載できる情報が増え、お客様が判断する材料が多くなります。

サロン選びは「写真を見て雰囲気を確かめ、クーポンで価格を見て、口コミで確認する」という流れをたどります。掲載できる情報が少ないと、この過程のどこかで比較に負けやすくなります。

特集・企画への参加

季節特集や地域特集など、通常の一覧とは別の場所に露出する企画に参加できるかどうかです。参加できる企画の範囲がプランによって変わります。

オプション枠

基本プランとは別に、追加料金で申し込む枠です。一覧の目立つ位置への表示などがあります。基本料金に含まれるのか、別料金なのかは提案時に必ず確認してください。


2. 「上げれば売れる」わけではない——判断の順序

プランの提案を受けたとき、多くのオーナー様が「上げれば新規が増えるのでは」と考えます。しかし、上げて効果が出るのは、表示回数が足りていない場合だけです。

自店がどこで詰まっているかを、管理画面の数字で切り分けてください。

数字少ないときに疑うところプランを上げて解決するか
表示された回数掲載順位、エリアの競合状況する
閲覧された回数サムネイル写真、口コミ評価、店名まわりの見せ方しない
予約された数クーポン設計、スタイル写真、メニューのわかりやすさしない

表示は多いのに閲覧されないなら、写真と評価の問題です。閲覧はされるのに予約が入らないなら、クーポンやメニューの見せ方の問題です。この二つはプランを上げても解消しません。費用だけが増えます。

閲覧から予約につながらない場合の改善点は ホットペッパービューティーの費用 の11章にまとめています。まずそちらを一巡させてから、プランの判断に進んでください。


3. 上げるべきとき・下げるべきとき

上げる判断

次の条件がそろっているなら、上げる価値があります。

表示回数が明らかに足りない 競合の多いエリアで、現在のプランでは一覧の後ろのほうに埋もれている状態です。

閲覧から予約への転換は悪くない 表示された分だけ予約につながっている状態なら、露出を増やせばその分予約も増える見込みが立ちます。

増えた新規を受け止める余力がある 席数やスタッフの手が足りていなければ、予約が増えても対応できません。予約が取りにくい状態が続くと、かえって評価を落とします。

再来店率が一定以上ある 新規が増えても2回目につながらなければ、赤字が増えるだけです。この点は次章で詳しく扱います。

下げる判断

次の状態なら、下げることを検討します。

  • 新規1人あたりの実質コストが、回収できる水準を超えている
  • 表示回数は多いのに、閲覧・予約につながっていない(掲載面の問題で、順位の問題ではない)
  • 媒体以外の入口(既存客の紹介、地図検索、自店の予約導線)が育ってきた

上げ下げの前に必ずやる計算

どちらの判断でも、先に新規1人あたりの実質コストを出してください。掲載料だけでなく、送客手数料、割引クーポンの原価まで含めた金額です。計算手順は ホットペッパービューティーの費用 の6章にまとめています。

この数字がないままプランを動かすと、良くなったのか悪くなったのかを判断できません。


4. プラン変更の手順と、押さえておく締切

変更はいつでもできるとは限らない

ここが見落とされやすい部分です。広告媒体の契約は一定期間の契約になっていることが多く、期間の途中では変更できない場合があります

「来月から下げたい」と思っても、契約上は次の更新まで待つことになる、という事態は珍しくありません。

先に確認しておくこと

見直しを考え始めた時点で、次の三つを確認してください。判断そのものは後でかまいません。期限だけ先に押さえておくと、選択肢が狭まりません。

  1. 現在の契約期間(いつからいつまでか)
  2. 変更・解約の申し出期限(更新の何か月前までか)
  3. 期間途中での変更が可能か(可能な場合、いつから反映されるか)

この期限を過ぎると、意図しないまま同じ条件で次の期間に入ることになります。

変更後は3か月測る

プランを変えたら、効果を測る期間を決めておきます。最低3か月は見てください。1か月では季節変動やキャンペーンの影響と区別がつきません。

測る数字は、変更前と同じ項目にします。

  • 表示回数、閲覧数、予約数
  • 実際に来店した新規の人数
  • 新規1人あたりの実質コスト

同じ計算を変更前後で並べれば、判断は明確になります。

一度に複数変えない

プランを下げると同時にクーポンも変え、写真も入れ替える——これをやると、結果が変わったときに何が原因かわからなくなります。変えるのは一度に一つにしてください。


5. 支払いと請求の実務

掲載料と手数料では、請求の時期が違う

一般的に、掲載料は前払い、送客手数料は実績にもとづく後払いになります。つまり、予約が多かった月の請求は、その後の月に反映されます

繁忙期の翌月に請求が膨らむことを見込んでおくと、資金繰りで慌てません。

請求明細と入金明細の両方を見る

決済機能を使っている場合、売上の入金から手数料などが差し引かれる形になることがあります。この場合、請求書の金額だけを見ていると実際の負担を見誤ります。

請求明細(支払う金額)と入金明細(受け取る金額)の両方を突き合わせて、はじめて実際の負担がわかります。

支払い方法の確認事項

支払い方法や引き落とし時期は契約によって異なります。次の点を押さえておいてください。

  • 引き落としの時期(月内のいつか)
  • 掲載月と請求月のずれ
  • 支払い方法の変更が可能か

6. プランを変える前に、掲載面を見直す

繰り返しになりますが、プランの上げ下げは最後の手段です。先に、費用をかけずにできる改善を一巡させてください。

写真の見直し 仕上がりが具体的に想像できるか、店内の雰囲気が伝わるか、担当者の人柄がわかるか。窓際の自然光で背景を整理して撮るだけでも印象は変わります。同じ写真が長く並んでいると、更新されていない店に見えます。

クーポン設計の見直し 割引率を上げれば予約は増えますが、その分1人あたりのコストも上がります。割引幅を少し抑えて、体験していただく内容を足すほうが2回目につながりやすくなります。

口コミの積み上げ 費用がかからないうえ、最終判断で比較される部分です。満足していただけたと確認できた直後に依頼するのが最も自然です。具体的な方法は 美容室の口コミを増やす方法 をご覧ください。

これらを整えたうえで数字が変わらなければ、そこで初めてプランの問題だと判断できます。


7. よくある質問(FAQ)

Q. プランごとの料金表はどこで見られますか? A. 公式な料金表は公開されていません。エリア、店舗規模、契約時期、商談内容によって条件が変わるためです。正確な内容は担当営業に確認してください。そのうえで、金額が自店にとって妥当かどうかは 新規1人あたりの実質コスト で判断できます。

Q. プラン名が変わったと言われました。何を確認すればいいですか? A. 名称よりも中身を確認してください。掲載順位がどう変わるか、掲載できる写真やクーポンの数はどうか、参加できる企画は変わるか、そして金額はいくらか。この四つがわかれば、名称が変わっても判断できます。

Q. いちばん安いプランでも効果はありますか? A. エリアの競合状況によります。競合が少ない地域なら下位プランでも露出は確保できますが、競合が密集する地域では埋もれやすくなります。下げる場合は一段ずつにして、3か月ごとに効果を測ってください。

Q. 契約の途中でプランを下げられますか? A. 契約内容によります。期間途中の変更ができない場合もあるため、契約書で「変更の可否」と「申し出の期限」を確認してください。見直しを考え始めた時点で確認しておくと、選択肢が残ります。

Q. プランを上げたのに新規が増えません。なぜですか? A. 表示回数は増えているのに予約が増えていないなら、原因は掲載面(写真・クーポン・口コミ)にあります。管理画面で「表示回数」「閲覧数」「予約数」を確認し、どこで止まっているかを切り分けてください。プランで解決するのは表示回数だけです。


8. まとめ

  • プランの料金差を生むのは、掲載順位・情報量・企画参加・オプション枠の四つ
  • 上げて効果が出るのは、表示回数が足りていない場合だけ。閲覧や予約で詰まっているならプランでは解決しない
  • 上げ下げの前に、新規1人あたりの実質コストを計算する
  • 契約期間と変更の申し出期限を先に確認しておく
  • 変更後は3か月測る。一度に複数を変えない
  • プラン変更より先に、写真・クーポン・口コミの見直しを一巡させる

費用の全体像と、続ける・減らす・やめるの判断基準は ホットペッパービューティーの費用 にまとめています。あわせてご覧ください。

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