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サロンボードの使い方 完全ガイド|ログイン・管理画面・スマホ版から日々の運用まで

サロンボードのログインURLはPC版・スマホ版・採用管理で別々です。入れないときの切り分けから、予約・来店・会計の日々の流れ、サロンボードで完結させるか外に出すかの判断まで、公式情報をもとにまとめました。

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サロンボードの使い方 完全ガイド|ログイン・管理画面・スマホ版から日々の運用まで

ホットペッパービューティーに掲載すると、サロン側の管理画面として使うことになるのがサロンボード(SALON BOARD)です。予約の受付、来店の記録、会計、顧客情報、集計まで、日々の営業がこの一画面に集まります。

ところが、使い方をまとまって説明した資料は多くありません。ログインのURLがパソコンとスマートフォンで違うこと、採用管理は別のログインであること——このあたりでつまずいたまま、なんとなく使い続けているサロンは少なくありません。

この記事は、ログインから日々の運用までを順番に整理したものです。画面の細かい操作は提供元のヘルプが正確ですので、ここではどこで何をするのか、どこでつまずくのかを中心にまとめます。

この記事で扱う範囲 ログイン(パソコン・スマートフォン)/ログインできないときの切り分け/管理画面で押さえる場所/1日の流れ(予約・来店・会計)/顧客とカルテ/集計の見方/サロンボードだけでは埋まらないこと 料金や掲載プランについては ホットペッパービューティーの費用 にまとめています。

1. サロンボードとは何か

サロンボードは、リクルートが提供するサロン向けの予約・顧客管理システムです。ホットペッパービューティーからの予約が自動で入ってくるところが、他の予約システムとの一番の違いになります。

提供元は、主な機能として次を挙げています。

機能何ができるか
24時間ネット予約営業時間外もホットペッパービューティー経由で予約が入る
予約の一元管理ネット予約と電話予約を同じ台帳で扱う
顧客管理来店履歴や予約情報を残す
DM誕生日やキャンペーンでメッセージを配信する
レジ・会計機能会計から締めまで行う
集計・分析機能売上や来店の傾向を見る
求人採用の募集を出す(ログインは別画面)

パソコン、iPad、スマートフォンに対応しています(出典:SALON BOARD 公式サイト)。

掲載をやめるとサロンボードも使えなくなります。サロンボードはホットペッパービューティーの掲載に付随するものです。ここは判断の前に押さえておくべき点で、ホットペッパーの掲載をやめる前に で詳しく扱っています。

2. ログインする

パソコンから

ログイン画面は https://salonboard.com/login/ です。IDパスワードの2つを入れます。

「次回からIDの入力を省略」にチェックを入れると、次回からIDが入った状態で開きます。共用のパソコンでは、このチェックは外しておくほうが安全です。IDが残るということは、パスワードだけ分かれば入れてしまうということです。

スマートフォンから

スマートフォン版はURLが違います。 https://salonboard.com/login_sp/ が入り口です。パソコン版のURLをスマートフォンで開いても、意図した画面になりません。

公式のログイン画面にはスマートフォン版へのQRコードが用意されており、ブックマークして使うことが案内されています。毎回URLを打つ運用にすると、それだけで入力ミスが起きます。最初に一度ブックマークしてしまうのが確実です。

スマートフォンでできることの範囲、アプリとの違い、パソコン版の画面をスマホで開く方法の是非は サロンボードをスマホで使う にまとめています。

ログイン情報を誰が持つか

見落とされやすいのが、IDとパスワードを誰が知っているかです。

実際、「スタッフが個人の携帯からログインしたら、オーナーに分かるのか」といった疑問が検索されています。裏を返せば、IDが共用され、誰がどこから入っているか把握できていないサロンが少なくないということです。

よくある状態起きること
ID・パスワードを全員が共有している誰が予約を変更・削除したか追えない
退職者に共有したまま退職後もアクセスできる状態が残る
共用パソコンでID保存を有効にしているパスワードだけで入れてしまう

退職者が出たときにパスワードを変える、これだけでも状況はかなり違います。運用として決めておくべき最低限です。

採用管理は別のログイン

求人・採用管理は https://ats.salonboard.com/ という別のログイン画面です。予約管理と同じIDで入ろうとして「入れない」と感じるのは、この取り違えが原因のことがあります。

用途ログイン先
予約・顧客・会計(パソコン)salonboard.com/login/
予約確認など(スマートフォン)salonboard.com/login_sp/
求人・採用管理ats.salonboard.com

3. ログインできないときの切り分け

「ログインできない」には、いくつか違う原因が混ざっています。上から順に確かめると早く切り分けられます。

確かめる順番見るところ
1. 開いている画面パソコン版とスマートフォン版、採用管理を取り違えていないか
2. IDとパスワード大文字小文字、全角半角。パスワード欄の「表示」で目視する
3. ブラウザ推奨環境から外れていないか。推奨環境は変更されます
4. 保存された情報古いIDやパスワードが自動入力されていないか
5. 通信・機器別の回線や別の端末で開けるか
6. 障害情報ログイン画面の「お知らせ」にメンテナンスや障害が出ていないか

3番目は見落とされがちです。提供元は推奨環境の変更を随時告知しており、直近では2026年8月7日にも案内が出ています。昨日まで使えていたのに今日入れないという場合、ブラウザの自動更新で推奨環境から外れた可能性があります。

それでも解決しないときは、ログイン画面の「ログインできない場合はこちら」から手続きに進みます。提供元はヘルプデスクのチャット窓口も用意しています。

原因ごとの詳しい切り分けは サロンボードにログインできないとき にまとめました。

4. 管理画面で最初に押さえる場所

初めて触るときに迷いやすいのは、どこで何をするかの地図がないことです。おおまかには次の5つに分かれています。

場所ここで何をするか
予約予約の確認・登録・変更。日々もっとも触るところ
顧客来店履歴、カルテ、連絡先
会計会計処理、レジ締め
販促クーポン、メッセージ配信
集計売上、来店数、指名などの数字

まず予約画面だけ覚えれば営業は回ります。顧客・会計・集計は、慣れてから順に広げていくほうが定着します。全部を一度に覚えようとすると、結局どれも中途半端になります。

画面の細かな操作手順は、提供元が動画で学ぶ eラーニングを用意しています。初期設定と予約管理の回から見るのが近道です。

5. 1日の流れ

日々の運用は、予約 → 来店 → 会計の3ステップです。それぞれで「後回しにすると困ること」があります。

予約

ホットペッパービューティー経由の予約は自動で入ります。電話予約は手で入れる必要があります。ここを後回しにすると、同じ時間に別のお客様の予約が入ります。

来店

お客様が来店したら来店の処理をします。この処理を飛ばすと、その日の売上と実績が正しく積み上がりません。混雑時にまとめてやろうとして忘れる、というのが一番多い落とし穴です。

会計

施術後に会計を行い、営業終了後に締めます。会計処理を残したまま日をまたぐと、売上の集計が合わなくなります。

3つとも「その場でやる」のが結局いちばん早いというのが実際のところです。まとめてやろうとすると記憶に頼ることになり、抜けや取り違えが出ます。

6. 顧客とカルテをどう使うか

サロンボードには顧客情報とカルテを残す機能があります。来店履歴と紐づくため、次に来店したときにすぐ引き出せるのが利点です。

一方で、割り切っておくべき点もあります。

  • 施術中に長い文章を打つのは現実的ではありません。項目を決めて短く残すほうが続きます
  • 記録は残せますが、「そろそろ来る頃のお客様」を自動で拾って連絡するといった使い方までは想定されていません
  • 掲載をやめると、この記録の扱いも変わります

記録の設計そのものは、美容室の顧客カルテの作り方 にまとめています。

サロンボードのカルテ機能そのものについては サロンボードのカルテ機能 で詳しく扱っています。

7. 集計で見る数字

集計画面では売上や来店数が見られます。ただし、そこに出る数字だけで経営判断をするのは難しい面があります。

たとえば「リピート率」は、期間の取り方で数字が大きく変わります。何をもってリピートとするかを決めないまま平均値と比べても、意味のある比較になりません。この点は 美容室のリピート率 完全ガイド で詳しく扱っています。

来店の間隔も同じです。平均ではなく中央値で見ないと、年に一度だけ来る方に引っ張られます(来店サイクルの測り方)。

8. サロンボードだけでは埋まらないこと

サロンボードはホットペッパービューティー経由の予約を受けて、店内の作業を回すための道具です。よくできていますが、次の2つは構造的に外れます。

自店の予約窓口との二重管理

自店のサイトやLINEからも予約を受けると、台帳が2つになります。両方を突き合わせないとダブルブッキングが起きます。

美容室の予約手段は、サロン検索・予約サイト経由が 42.6%、サロン公式サイトが 7.0%、LINEが 7.0% と分かれています(リクルート ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2026年上期【美容室編】」、女性・複数回答)。入り口が分かれている以上、台帳を1つにまとめないかぎり、この問題はなくなりません。

解決の方向は予約連携です。ホットペッパーと自店予約の二重管理をなくす に、経路の選び方とつまずきどころをまとめています。

来ていないお客様への働きかけ

サロンボードは来た予約を処理するところまでを担います。しばらく来ていないお客様を拾い出して連絡する、という動きは別の仕組みが要ります。

失客の考え方は 美容室の失客対策 完全ガイド にまとめました。

9. サロンボードで完結させるか、外に出すか

「機能があるから全部サロンボードで」と考えると、かえって手が増えることがあります。何をここで完結させ、何を外に出すかは、店の状況で変わります。

やりたいことサロンボードで完結できるか判断の目安
ホットペッパー経由の予約を受けるできるそのまま使う
電話予約を同じ台帳に入れるできる(手入力)そのまま使う
会計・レジ締めできる他のレジを既に使っているなら二重入力になる。どちらかに寄せる
自店サイト・LINEからの予約できない予約連携で台帳を1つにする
来ていないお客様への連絡想定されていない別の仕組みが要る
掲載をやめたあとも顧客とつながるできない自店の連絡手段を並行して育てておく

上の3つは、そのままサロンボードで問題ありません。下の3つは、掲載を続けるかどうかに関わらず、早めに手当てしておくほど後で楽になります。

10. 新規を集めたあと、どうつなげるか

ここまでは道具の話でした。最後に、その道具が置かれている位置を確認しておきます。

ホットペッパービューティーは、新規のお客様を集めるための広告媒体です。掲載料と送客手数料は、新規1人を連れてくるための費用にあたります。サロンボードは、そこから入ってきた予約を店内で回すための管理画面です。

問題は、集めた新規が2回目に来なければ、毎月また新規を買い続けることになるという点です。

美容室の年間利用回数は、女性で 4.18回(前年比−2.8%) です(リクルート ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2026年上期【美容室編】」)。市場が縮んでいる主な理由は単価ではなく、来店回数が減っていることでした。

つまり、新規を増やす努力と同じだけ、来た方に戻ってきていただく努力が要るということです。

会員化に自社アプリは向きません

「常連になっていただくためにアプリを」と提案されることがありますが、新規を常連に変える段階では機能しにくいことが、公開されている調査から分かります。

調査結果数値
お客様のスマートフォンに入っている店舗公式アプリ平均5.0個
入れなかった理由の1位「アプリの利用頻度が低そう」50.7%
入れた理由の2位「よく来店する店舗だから」34.6%

(MMD研究所「店舗公式アプリ利用に関する意識調査」2024年7月、本調査n=567)

その5.0個を占めているのは、薬局・飲食・コンビニといった週単位で通う業種です。年4.18回のご来店では、アプリを思い出す機会が年に4回しかありません。

データが示しているのは、アプリは既に常連になった方のための道具だということです。新規のお客様に「まずアプリを入れてください」とお願いする形は、最初の一歩として重すぎます。詳しくは 美容室に自社アプリは必要か にまとめました。

初回の来店中に、会員になっていただく

現実的なのは、インストールを必要としない接点で、しかも初回のご来店中に関係をつくることです。

そのきっかけとして相性がよいのがカウンセリングです。お客様にとっては「今日の施術のための会話」ですが、その場で会員登録まで済ませていただければ、次回以降に連絡が取れる相手になります。後日あらためてお願いするより、はるかに自然に運びます。

そして、サロンボードに残した記録が活きるのはここからです。前回の内容と、そろそろ来る頃という時期が分かっていれば、送る相手と送る中身が決まります。記録を残すだけでは売上になりません。

LIKEでできること LIKEは、この「カウンセリングを会員化の入口にする」流れを仕組みにしたサービスです。カウンセリングの方法について特許を取得しています。 - LINE上でカウンセリングを行い、その場で会員登録まで完了します。アプリのインストールは不要です - サロンボードの予約・カルテと自動で連携し、二重入力をなくします - 来店サイクルに合わせて、次にご案内すべき方を自動で抽出します 詳しくは LIKEの機能 をご覧ください。

ホットペッパービューティーは、新規を集める入り口として使い続けてよいと考えています。そのうえで、集まった方を会員に変える一手を持てるかどうかで、掲載費の意味が変わります。

11. よくある質問

Q. パソコンとスマートフォンで、同じことができますか。 スマートフォン版は予約確認を中心とした作りです。腰を据えた設定や集計はパソコンから行うのが現実的です。

Q. スタッフごとにログインを分けられますか。 権限の扱いは店舗の設定によります。IDを全員で共用すると、誰が何をしたか追えなくなります。運用として分けられるかを提供元に確認しておくことをおすすめします。

Q. 会計処理をしないままにするとどうなりますか。 その日の売上として積み上がりません。集計が合わなくなり、後から突き合わせる手間が増えます。当日中に済ませるのが原則です。

Q. 掲載をやめたら、入っているデータはどうなりますか。 掲載終了後の扱いは契約条件によります。やめると決めてから慌てないよう、事前に持ち出せるものを確認しておいてください。ホットペッパーの掲載をやめる前に で手順を整理しています。

12. まとめ

  • ログインはパソコンとスマートフォンでURLが違い、採用管理はさらに別です
  • 「入れない」ときは、画面の取り違え → ID・パスワード → 推奨環境 の順に確かめます
  • 日々は予約・来店・会計をその場で処理するのが結局いちばん早いです
  • サロンボードは入ってきた予約を回す道具です。自店予約との二重管理と、来ていないお客様への働きかけは、別に手当てが要ります
  • ホットペッパービューティーは新規を集める広告です。集めた方を会員に変える一手がないと、毎月また新規を買い続けることになります

ホットペッパービューティーを続けながら、自店の予約台帳を一つにまとめたい場合は、予約連携の記事 を先にお読みください。


*本記事の仕様・URLは2026年8月時点で公式サイトを確認した内容です。提供元の変更により実際の画面と異なる場合がありますので、操作の詳細はSALON BOARD 公式サイトおよび提供元のヘルプデスクでご確認ください。*

この記事について

LIKE編集部(株式会社SALON CONCIERGE)が執筆しています。 美容サロン向けにLINE連携の予約・顧客管理サービス「LIKE」を開発・運用しており、 サロンボードとの連携や予約の自動化を、実際にサロン様の現場で導入・運用してきた経験にもとづいて書いています。

記事の内容は掲載時点の情報です。仕様や料金は各サービスの公式情報をあわせてご確認ください。 何を根拠に書き、どの分野は専門家にご確認いただきたいかは編集方針に記載しています。 運営会社について

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